令和３年度　協賛会　商品勉強会

京都シール組合では 2021年10 月 19 日より5週にわたり毎週火曜日にオンライン(zoom)での勉強会を開催させていただきました。
コロナ禍において何かと影響を受けておりました「組合員への情報提供」という面を補う意味で「新しい組合の活動の形」としての発信として取り組んだものでした。

参加して頂いた企業は我々をいつも支えてくださっている協賛会の会社 21社(員外有料参加1社を含む)で、1社当たり15分の持ち時間で、最新の商品紹介を中心にスピーチをしていただきました。

オンラインでの情報発信の場は初めてと言う事で、準備の段階から「お試し配信テスト時間」を設けたり、共有資料の有無の確認を事前にしたりとか、慣れない事もあり何かと不行き届きの所もあったと思います。ですが、視聴者の方々のご協力もあって、なんとか無事に全日程を終える事が出来ました。

今回の配信で一番気を配ったのが、「一方通行にならない様にする」と言う事です。
質疑応答の時間を設ける事によって、話している側にも聞いている側にも「コロナ感染症でなかなか出来なかった情報交換の場」を提供出来たのではないかと思います。

内容としては、やはり環境を配慮した製品の発表が多かった様です。
各社がSDGsを意識した商品の開発を進めておられる事が良く分かりました。
中には、滅多に見られない製造現場からの中継をする会社があったり、社内で感染者が出た時の経験を踏まえて、各社が感染症に対して取るべき対応策をお話ししてくださった社長さんもおられました。

今回は平等にと言う事で、時間を全社15分にさせていただきましたが、会社によっては時間が足らず質疑応答が出来ない場面もありました。(その場合はメールにて送信していただき、それに対して追って回答すると言う形を取らせていただきました。)逆に時間が余り、次の会社の発表まで休憩時間を挟む事もありました。
その辺りは、扱っておられる商材の内容(素材なのか機械なのか)によって変わってくる事かと思います。この点については、今後同じ様なオンラインでの勉強会を開催する際に、考慮すべきか事かと思いました。

いずれにせよ、このコロナ禍で世の中には様々な形の「新しい姿の活動様式」が生まれてきています。それらを柔軟に受け入れながら「新たな組合活動の様式」を模索していきたいと考えています。

京都シール印刷工業協同組合
理事長　山田 裕彦

発表スケジュール（結果）

※リンク設定がある企業は、発表動画をご覧いただけます。（YouTubeにリンクします）