去る2月21日(金)に、京都シール印刷工業協同組合では、京都タワーホテルにおいて「SDGsの勉強会」を開催し、組合員や協賛会員など21名が参加しました。

当日は講師として京都市の方から 総合企画局政策室 SDGs・市民協働推進部長 佐藤 晋一様にお越し頂き、SDGsについて説明をしてもらい、「持続可能な」「誰一人取り残さない」世の中作りの活動について学びました。

実は、京都協組では、昨年夏に京都市に対して、市の職員さんの名刺に貼られる「SDGsの小さなシール」を5万枚寄贈させていただきまして、門川市長から感謝状まで頂きました。にもかかわらず、組合員の中にも「SDGsって何?」と言う声が多く聞かれたので、知らないでは済まされないという事から今回の勉強会の開催に至りました。

勉強会の前半は、資料を見ながらの説明でしたので少し眠たい感じでしたが、後半は質疑応答の形式をとったので、皆さんからの質問がいくつも飛び出し、なかなか活発な意見交換の場となりました。質問の中の一例としては「17項目のうち、一つでも力を入れて推進している項目が有れば『弊社はSDGsに取り組んでいます』と謳っていいのか?」と言うものがありましたが、そのれに対しては「たとえ一つでも取り組んでいる事には変わりない」との事でした。

その様なやりとりが幾つかなされた中で私が感じたのは、まだまだ始まったばかりの取り組みなので、手探り状態な所が多いのではと言う事でした。どちらにせよこれから先、世界的にも「持続可能な世の中」に変えていく事は非常に重要なテーマになると思われます。少しずつでも、SDGsの考え方に則って日々の暮らしを見つめ直す必要があると思いました。